
2026年8月21日付の日本経済新聞で、睡眠時無呼吸症候群(SAS)についての記事が掲載されました。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が何度も止まったり、浅くなったりする病気です。
「大きないびきをかく」「夜中に何度も目が覚める」「朝起きたときに頭痛がする」「日中に強い眠気を感じる」などの症状がある場合、睡眠時無呼吸症候群が隠れている可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠だけの問題ではありません
睡眠時無呼吸症候群を放置すると、日中の眠気や集中力の低下だけでなく、高血圧や糖尿病などの生活習慣病、さらには脳卒中や心疾患などのリスクを高めることが知られています。
特に、循環器疾患との関連も深く、当院の睡眠時無呼吸症候群外来でも、心臓や血管の健康を考えるうえでSASの診断・治療を行っています。
CPAP治療の保険適用基準が見直されました
睡眠時無呼吸症候群の代表的な治療法の一つが、CPAP(持続陽圧呼吸療法)です。
CPAPは、睡眠中に鼻などから空気を送り込むことで、気道が塞がるのを防ぐ治療法です。
2026年6月からCPAPの保険適用基準が見直され、これまでCPAP治療の対象とならなかった方でも、検査結果によっては治療の対象となる可能性があります。
「以前検査を受けたけれど治療対象にならなかった」という方も、現在の状態について改めて医療機関へご相談いただくことをおすすめします。
こんな症状はありませんか?
- 大きないびきをかく
- 睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある
- 夜中に何度も目が覚める、トイレに起きる
- 朝起きたときに頭痛やのどの渇きがある
- 日中に強い眠気を感じる
- 集中力が続かない、倦怠感がある
- 高血圧などの生活習慣病がある
- 過去に睡眠時無呼吸症候群と診断されたが、治療を受けていない
思い当たる症状がある方は、一度検査を受けてみることをおすすめします。
当院では「睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来」を設けています
当院では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来を設け、診察から検査、治療まで行っています。
まず医師が症状などを確認したうえで検査方法を決定します。簡易検査はご自宅で行うことができ、より詳しい検査が必要な場合には、ポリソムノグラフィー(PSG検査)を行います。
検査結果に応じて、CPAP療法や生活習慣の改善など、一人ひとりの状態に合わせた治療をご提案します。
「いびきが気になる」「日中の眠気が強い」「睡眠中に呼吸が止まっていると言われた」など、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
睡眠時無呼吸症候群は、早期に発見し、適切な治療を行うことが大切です。