不整脈・デバイス外来
不整脈・デバイス外来のご案内
不整脈とは?

「ドキドキする」「脈が飛ぶ」「胸が苦しい」...

それは、心臓のリズムが乱れる「不整脈」のサインかもしれません。

不整脈には軽度のものから、命に関わる重大なタイプまで様々な種類があります。

このような症状はありませんか?
  • 突然ドキドキする、脈が速くなる・遅くなる
  • 脈が不規則、飛ぶ感じがする
  • めまいやふらつきがある
  • 胸の痛みや息切れを感じる
  • 検診で「不整脈」と言われた

これらの症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください

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放置してはいけない理由

不整脈の中には、脳梗塞や心不全、認知症を引き起こす原因となるものがあります。特に「心房細動(しんぼうさいどう)」というタイプの不整脈は、血栓が脳に飛ぶことで脳梗塞を招く危険性が高く、脳への血流が不安定になることで認知症のリスクも指摘されています。

症状がないからといって放置せず、早期に専門的な診断を受けることが大切です。

当院の不整脈専門外来について

当院では、循環器(不整脈)の専門医が不整脈の診断と治療にあたります。

精密な検査(心電図・ホルター心電図・心エコー等)を通じて、不整脈の種類と重症度を把握し、お一人おひとりに合った治療方法をご提案いたします。

必要に応じて、カテーテルアブレーション治療やペースメーカー治療についてもご説明・ご案内いたします。

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Abbott社の最新3DマッピングシステムEnSite X

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提供:アボットジャパン合同会社

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ABL適応疾患

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提供:アボットジャパン合同会社

提供:日本メドトロニック

また、カプセル型でリードがないタイプのリードレスペースメーカーは、心臓に直接留置させるため、治療のための時間が短縮し、治療による傷が残らないなどの利点があります。 depa03_img04.jpg

提供:日本メドトロニック

ICD(植え込み型除細動器)とは?

ICD(植え込み型除細動器/Implantable Cardioverter Defibrillator)は、心臓の拍動を正常の回数に保つ役割をもつ医療機器ICDとリードと呼ばれる電線を鎖骨より下方の皮下に植え込む治療法です。

ペースメーカーが徐脈に対する治療を行うのに対し、ICDは心室頻拍、心室細動という致死的な不整脈に対する治療を行います。

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CRT(心臓再同期療法)とは?
CRT(心臓再同期療法/Cardiac ResynchronizationTherapy)は、2本のリードを心室側に留置し、血液を送り出す役割をもつ左心室を挟み込む形で刺激することで血液を効率よく送り出せるようにします。患者さんの症状に合わせて、CRTとICDの機能の併せ持つCRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)と呼ばれる医療機器を使用することもあります。 depa03_img05.jpg

早期発見・早期治療が未来を守ります

不整脈は、「見つけにくい」「気づきにくい」病気です。

しかし、適切なタイミングで治療を受けることで、重篤な合併症を予防し、安心して日常生活を送ることができます。

受診のご案内

当外来は予約制となっております。※水曜午前

お電話またはWEB予約フォームよりご予約ください。