根治を目指す確かな実績と最新の専門医療

その「動悸」「息切れ」、放っておくと 深刻な 心原性脳梗塞 や 心不全 の危険があります。

不整脈とは?

「ドキドキする」「脈が飛ぶ」「胸が苦しい」...

それは、心臓のリズムが乱れる「不整脈」のサインかもしれません。

不整脈には軽度のものから、命に関わる重大なタイプまで様々な種類があります。

このような症状はありませんか?
  • 突然ドキドキする、脈が速くなる・遅くなる
  • 脈が不規則、飛ぶ感じがする
  • めまいやふらつきがある
  • 胸の痛みや息切れを感じる
  • 検診で「不整脈」と言われた

これらの症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください

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心房細動の進行と早期治療の重要性
  • 不整脈の中でも特に注意が必要なのが心房細動です 。
  • 発作性心房細動(時々脈が乱れる状態)の段階であれば、当院の得意とするカテーテルアブレーション(ABL)による根治が十分に期待できます
  • さらに、心房細動が見つかってから1年以内に治療介入を行うことで、より高い治療効果が得られる可能性が指摘されており、早期の専門受診が極めて重要です。
  • しかし、病状が進行し、常に脈が乱れる慢性心房細動に移行してしまうと、心臓の構造が変化し、根治が難しくなるケースが増加してしまいます 。
  • 進行する前に専門治療を開始することが、最も重要です。
2つの重大な合併症:心原性脳梗塞と心不全

    1. 心原性脳梗塞のリスク
      • 心房細動は心臓内に血栓を作りやすくし、これが脳に飛ぶと心原性脳梗塞を引き起こします 。
    2. 心不全(心臓の疲れ)の原因に

不整脈は心臓に過度な負担をかけ、心不全を引き起こしたり、すでに発症している心不全を悪化させたりします。

症状がなくても、不整脈を指摘されたら放置は禁物です。「発作性」の段階を逃さず、

そして発見から1年という治療に最も効果が期待できる時期を逃さず、適切な専門治療を受けることが、

心原性脳梗塞や心不全といった重篤な合併症を防ぐための鍵となります。

当院で治療する「3つの安心の理由」

理由1:道内トップクラスの症例数と「1回での根治」にこだわる高い技術力

  • 実績が示す確かな根治性:
    • 昨年(2024年)のカテーテルアブレーション(ABL)実施件数は349を達成 。
    • これは北海道内でもトップクラスの実績です。
    • 当院は、早期発見に重きを置くことで、1回の手技で不整脈の原因を完全に除去し、**再発を防ぐ「根治性」**を重視しています 。
    • 不整脈を根治することで、心臓への負担を根本的に取り除き、心不全の発症リスクを低減、あるいは心不全の状態を改善に導きます 。
    • 何度も治療を繰り返す必要がないため、患者さんの心身の負担を最小限に抑えます 。

理由2:経験豊富な医師陣による万全の診療体制

  • 新体制でさらなる進化:
    • 新たに石戸谷医師・太田医師の2名を迎え、不整脈治療のエキスパート体制をさらに強化しました 。
    • 医師が増強されたことで、より迅速かつ丁寧な対応が可能となり、治療が必要な患者さんをお待たせしません 。
    • 不整脈専門医が診断から治療、アフターケアまで一貫して担当し、常に最新・最善の治療を提供します 。

理由3:最新の機器と幅広い治療選択肢で最適な医療を提供

  • 最新の3Dマッピングシステムを導入し、不整脈の原因をピンポイントで特定。治療の安全性と成功率を高めています 。
  • カテーテルアブレーションだけでなく、ペースメーカー、リードレスペースメーカー、植込み型除細動器(ICD)など、あらゆる不整脈に対応可能な多様な治療オプションを完備 。
  • 患者さんの年齢、症状、ライフスタイルに合わせ、薬剤治療も含めた最も適したオーダーメイドの治療法を提案します 。
治療方法のご紹介
患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療法

当院では、循環器の専門医が不整脈の診断と治療にあたります。

精密な検査(ホルター心電図・心エコー)を通じて、不整脈の種類と重症度を把握し、お一人おひとりに合った治療方法をご提案いたします。

必要に応じて、カテーテルアブレーション治療やペースメーカー治療についてもご説明・ご案内いたします。

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Abbott社の最新3DマッピングシステムEnSite X

心臓の構造や電気生理学的な情報を

リアルタイムで取得することで、

的確な治療を安定的に行っています。

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TactiFlex

カテーテルアブレーションにおいて、

適切な力加減」をリアルタイムで確認しながら、

心臓の形にフィット」させつつ、

安全に不整脈の原因箇所を焼き切ることを目指した、

非常に進化した医療機器

提供:アボットジャパン合同会社

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ABL適応疾患

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提供:アボットジャパン合同会社

提供:日本メドトロニック

また、カプセル型でリードがないタイプのリードレスペースメーカーは、心臓に直接留置させるため、治療のための時間が短縮し、治療による傷が残らないなどの利点があります。 depa03_img04.jpg

提供:日本メドトロニック

ICD(植え込み型除細動器)とは?

ICD(植え込み型除細動器/Implantable Cardioverter Defibrillator)は、心臓の拍動を正常の回数に保つ役割をもつ医療機器ICDとリードと呼ばれる電線を鎖骨より下方の皮下に植え込む治療法です。

ペースメーカーが徐脈に対する治療を行うのに対し、ICDは心室頻拍、心室細動という致死的な不整脈に対する治療を行います。

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CRT(心臓再同期療法)とは?
CRT(心臓再同期療法/Cardiac ResynchronizationTherapy)は、2本のリードを心室側に留置し、血液を送り出す役割をもつ左心室を挟み込む形で刺激することで血液を効率よく送り出せるようにします。患者さんの症状に合わせて、CRTとICDの機能の併せ持つCRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)と呼ばれる医療機器を使用することもあります。 depa03_img05.jpg

早期発見・早期治療が未来を守ります

不整脈は、「見つけにくい」「気づきにくい」病気です。

しかし、適切なタイミングで治療を受けることで、重篤な合併症を予防し、安心して日常生活を送ることができます。

受診のご案内

当外来は予約制となっております。※水曜午前

お電話またはWEB予約フォームよりご予約ください。