症状からみた病気の解説

胸の痛みは心臓や大動脈、肺、骨、神経等に関わる様々な病気で起きることがあります。

鋭く刺すような痛みや、心臓の辺りがチクチクする痛み、息を吸うと痛むなどの症状は神経痛や筋肉痛等の可能性がありますが、中には、心臓の血管が詰まることで起きる心筋梗塞や大動脈瘤破裂等、命に関わる病気の場合があり注意が必要です。

特に急に生じた胸の痛みが 15分以上続く場合は直ちに循環器の専門病院を受診しなければなりません。

症状の特徴から疑われる病気

【症状】胸の痛み、圧迫感がある
症状の特徴 疑われる病気

階段や坂道を登った時、走った時等に胸の痛みが数分間続く。

早朝のトイレ利用時や洗面時に胸が痛むことがある。

狭心症、大動脈弁狭窄症、肥大型心筋症

運動時、安静時に関わらず突然15分以上胸が痛む。

緊急性あり:心筋梗塞、大動脈解離、気胸、肺塞栓症

緊急性なし:帯状疱疹、筋肉痛、胃潰瘍

呼吸によって胸の痛みが変化する

心外膜炎、胸膜炎、筋肉痛(肋間筋など)、神経痛

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社会医療法人 北海道循環器病院