看護部門

看護部の紹介

看護部の理念

  1. 患者・家族と信頼関係を築き、より良い健康状態の獲得と日常生活の向上を目指して安全で安心な看護を提供します。
  2. 患者の知る権利及び、自己決定の権利を尊重します。
  3. 看護者1 人1 人の責任として継続学習による能力の維持・開発に努めます。

看護目標(2019 年度)

その人らしい生活を支えるために院内の連携を強化し看護を提供できる。

看護部長 挨拶

患者さんに喜ばれる看護の提供をめざして

看護部長 村木 弘美

生活習慣病の増加とともに、高齢化が進展する中で医療は「治療」重視の時代から「予防」が大切な時代に変化してきています。そうした時代背景の中で、当院は循環器専門病院として最新の医学に基づいた高度医療を提供し、患者さんの生命予後と、生活の質を考慮した医療に情熱をもって取り組んでいます。

しかし、患者さんやご家族にとって心臓や血管に起因した疾患であると聞くと「生命への不安」や「検査や治療に対する不安」を必ずや感じられます。そうしたとき、私たち看護師が、患者さんやご家族の最も身近にいる医療スタッフとして、その不安に寄り添い、患者さんが病気についての正しい知識を持ち、病気に向き合う勇気を持ってもらうことができるよう、心と知識・技術のバランスのとれた看護師の育成に取り組んでおります。

また、当院では、虚血性心疾患等は生活習慣の歪み(食生活、運動不足、喫煙等)が原因で発症する疾患であることから、血管の狭窄、閉塞に対する緊急的なバイパス手術やカテーテルインターベンション等の治療だけではなく、再発を予防するという視点から、有酸素運動を主とした、集団スポーツ療法や北海道の四季の自然環境を活用した心臓リハビリテーション等にも取り組み、患者さんの生活と医療が一つになって、患者さんらしい生き方を支えるべく取り組んでいます。

そうしたなかで、私たち看護部は患者さん、ご家族との信頼のもと、看護という仕事にやりがいと誇りをもって、看護業務の研鑽に努力し、時代や地域の医療のニーズに応えていきたいと思います。

わたしたちのこころ

  1. わたしたちは、日々進歩する専門領域の知識と技術を積極的に取り入れ、それを毎日の診療に活かしていきます。
  2. 患者さんが抱える不安・孤独を共有し、患者さんを自分の家族として受け止め、思いやりを持って接します。
  3. 職員同士、仲良く助け合う事に喜びを感じて働きます。
  4. 誰もが心地よく過ごせ、患者さん・家族が選んで良かったと思える病院にします。

看護部の概要

1)看護単位 5単位(外来/2F病棟/3F病棟/ICU・CCU/手術室・中材)
2)看護方式 チームナーシング方式 (2階病棟・CCU)
パートナーシップ方式 (3階病棟)
3)看護体制 急性期入院基本料1
4)看護体制 チームナーシング方式 (2階病棟・CCU)、パートナーシップ方式 (3階病棟)、機能別の混合型

3交替で複数夜勤
日 勤/9:00~17:30
準夜勤/17:00~1:30
深夜勤/1:00~9:30

5)看護職員数 看護師:111名
准看護師:3名
看護助手:14名
介護福祉士:5名

時代、地域の多様なニーズに応えられる質の高い看護を提供するために

「サービス日本一」という目標を掲げて

私たちは、平成13 年、サービス向上委員会を設置し、サービスの分野で日本一になるという高い目標をかかげ、訪れるすべての人々に心地よく感じていただける病院にしようと日々努力を続けています。

思いやりと誠実

  1. 目を見て心をこめて、どなたにも笑顔で挨拶します
  2. 困っている方、迷っている方にはすぐに声をかけ、手助けをします
  3. 患者さんや家族が言葉にされない願いも、汲み取って行動します
  4. 苦情は、その方の心をつかむ大切な機会。誠実に受け止め、満足される解決方法を見つけます

職員のチームワーク

  1. 明るく挨拶を交わします
  2. 会話を多くし、お互いの絆を深めます
  3. 困っている人には協力を惜しみません

環境づくり

  1. 建物内外のゴミはすぐに拾い、清潔に保ちます
  2. 設備や備品は使いやすい状態にしておきます
  3. 職員は、清潔で不快感を与えないような身だしなみに努めます

高齢化時代に対応すべく、看護師と介護福祉士が連携して対応にあたっています

高齢化の波は、当院の入院、外来患者さんにも顕著に現れています。人は加齢と共に身体機能が低下し、合併症や、入院中の事故(転倒等)のリスクは高くなることは当然のことであり、医療機関には適切な対応が求められています。当院では病棟に介護の専門知識をもった介護福祉士を配置し、患者さんの安全に配慮しADL の維持、向上に努力するとともに、高齢者看護の充実に取り組み、在宅復帰を支援する体制の充実を図っています。

部門紹介

外 来

師長 金 まゆみ

当院の外来は、循環器疾患を中心に診療に当たっています。疾患の特徴として生活習慣病を背景に持っている方が多くいるため、外来受診という短時間の関わりではありますが、生活指導に力を注いでいます。

また、院内だけではなく訪問看護ステーションとの連携を強化し、受診された患者さんが安心して在宅で療養が出来るよう努力しています。

DPC が導入されたことにより在院日数が短縮され外来の機能も様変わりしています。この変化に対応できる外来スタッフであるよう、学習会などにも取り組んでいます。

2F 病棟(外科)

師長 小林 眞紀子

心臓血管外科の患者を中心に循環器全般の疾患を持った患者が入院する病棟です。心臓手術前後や循環器内科の急性期の看護やケアが必要とされます。

在院日数が短縮される中、医師・看護師・理学療法士・薬剤師・MSW と連携し、退院後の生活を不安なく送れるよう退院調整において看護師がリーダーシップをとっています。

早期退院、安全な看護の提供を目指して定期的に学習会を行い、専門知識と技術の向上に取り組んでいます。患者の痛みを自分の痛みとして捉え、患者の視点で物事を看ることができる看護師でありたいと思います。また、患者、家族のみならず職員間においても病院の基本方針である「思いやりのこころ」をスタッフ全員で心がけています。

3F 病棟(内科)

師長 中山 忍

3階病棟は主に狭心症・心筋梗塞・心不全などの循環器疾患、肺炎などの呼吸器疾患、糖尿病の患者さんの看護を担当しています。

集中治療から脱した亜急性期や慢性疾患の急性憎悪の状態から検査入院など様々な病状の患者さんが入院しています。クリティカルパスを使用したカテーテル検査・治療も多く、入退院のサイクルが早いのも特徴です。 また、生活習慣病の増加により発症する循環器疾患は日常の生活改善に力を入れています。

さらに、患者層の高齢化により認知症を含めた高齢者への看護、急な入院によるせん妄の発症など身体的・精神的看護に加え、環境に適応できるような看護が必要となります。

私たちは、患者さん1 人1 人が自分らしい生き方・生活が送れるよう入院から在宅へと社会資源を活用しご家族と協力しながら継続して質の高い看護が提供できるよう取り組んでいます。

CCU

師長 高井 裕美

CCU では心臓施術を受けた患者さん、心筋梗塞等のカテーテル治療後の患者さんはもちろんですが、夜間の救急外来の患者さんも担当しております。状態が不安定な患者さんも多く、緊張を強いられる場面も多々ありますが、患者さんが回復された姿を見ますと命を支えることができたことにやりがいを感じられると思います。

また、CCU はややもすると殺伐な印象になりかねませんが、患者さん・家族を思いやる心を忘れないように月ごとに目標を決めて取り組んでいます。「患者さんのベッド周囲を整理整頓しましょう」など当たり前のことですが、朝スタッフ全員で確認し合うことにより気持ちも引き締まります。

CCU では、月1 回学習会を行ったり、褥創チームを作りスキンケアを行うなど看護の質向上に努めています。患者さんまたそのご家族が安心して任せられるように各々が日々頑張っています。

中材・手術室

師長 雀地 真由美

中材・手術室では、手術室2 部屋と中央材料室を看護師6 名、手術室専従臨床工学技士1 名、看護助手3 名で対応しています。(H27.4 月現在) 高齢者の手術はもちろんのこと、合併症を有する手術もあり、専門的知識・技術を伴った質の高い看護が要求されますが、医師や臨床工学技師など他職種と協働し、一人ひとりの手術が安全・安楽に終了することを目的にしています。

手術全症例に術前術後訪問を行っており、術前訪問では、手術前日に手術室看護師が病室まで伺い、手術当日の流れをお話しして、少しでも安心して手術室に入室していただけるよう心がけています。術後訪問では、手術中の看護の評価から継続的な看護につながるように取り組んでおりますが、患者さんが心身ともに回復している姿に接し、わたしたちの喜びややりがいとなっています。

中央材料室では、医療器材の洗浄・消毒・滅菌や器具の調整、衛生材料などを各部署へ供給しています。
質の保証された医療器材や材料を円滑に供給するため日々努力し、患者さん及び医療スタッフにとって安全で信頼される医療器材を提供しています。