高齢化とともに 増加する
心不全の重症化を予防します

心不全センター

心不全センターについて

近年、心臓病治療の進歩はめざましく、心臓病の生存率は著しく改善しました。しかし、生き残っても、心臓機能が充分に回復せず、心不全を発症する患者さんは逆に急増しています、いま、心不全は心臓病の最大で、最終的大問題になっています。さらに、心不全問題を複雑にしている要因として、以下のことが挙げられます。

  1. 心不全の原因となる心臓病が数多くあること
  2. 心不全を誘発する身体要因は、心臓以外にも多数あること
  3. 心不全を誘発する身体以外の要因には、生活習慣、食事、運動、仕事、住まいといった日々の生活にかかわる項目がふくまれること
  4. 心不全の治療は薬剤に加え、手術、ペースメーカーやメンタルケアなどさまざまあること

このため、多くの医療者がその専門性を生かして、心不全に立ち向かう必要があります。
私たちはこの必要性に基づき、多くの専門職種( 医師、看護師( 慢性心不全看護認定看護師を含む)、薬剤師、社会福祉士、理学療法士、健康運動指導士、管理栄養士、臨床工学技士、臨床心理士) がチームを作り、心不全の治療・予防と、より良い生活の維持を手助けするため、心不全センターを開設しました。これは我が国ではとても珍しい試みです。

心不全は生涯にわたる病気です。私たちは、心不全でも再入院せず、病気とうまくつきあって、より健康的で自立した日常生活を長く送っていただくための手立てを患者さんと共有し、必要な支援を行っています。もちろん、緊急時には直ぐに対応いたします。