循環器内科・相川 忠夫 医師の発表が第43回心筋生検研究学術集会でYIA最優秀賞を受賞しました。

当院循環器内科 相川忠夫医師が日本心筋生検研究会 第43回心筋生検研究学術集会にてYoung Investigator Award(YIA) 最優秀賞を受賞しました。

相川医師は、新型コロナウイルス心臓後遺症専門外来を担当し、感染症による心筋障害の原因として心内膜炎の関与が疑われた患者さんがいたため、病理学検討を行い、これまでに報告がない、新型コロナウイルス感染症による心筋障害の新たなメカニズムを明らかにしました。

当院では、カテーテルを使った検査や治療を年間400例以上行っていますが、必要に応じてカテーテルを用いて心筋の一部を採取(心筋生検)して病理学的検討を行っています。得られた知見に関しては経験豊富な医師の指導の下に積極的に学会発表や論文報告を行うことで、「医療を通して、同じ時代に生きる人々のお役に立つ」よう取り組んでおります。


演題名:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)罹患後の遅発性心筋障害:初発時と再発時の病理像



 
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社会医療法人 北海道循環器病院