循環器内科・相川 忠夫 医師が北海道科学技術奨励賞を受賞しました。

 北海道北海道科学技術奨励賞は、北海道を主な拠点として北海道の発展に寄与する科学技術上の優れた発明、研究等を行い、今後の活躍が期待される個人を表彰するものです。平成25年に創設され、今年度までに計50名が同賞を受賞していますが、道内大学等の学術研究機関ではなく、道内の民間研究施設に所属する研究者として初めて同賞を受賞しました。

 受賞者である相川医師は、これまでに最先端の画像診断装置であるPETやMRIを活用して、冠動脈疾患や心不全などの心血管病の病態や治療の効果を、体に負担が少なく、より客観的・簡便・正確に調べる方法を開発してきました。心臓の動きは体表からは見ることができず、組織の一部を得ることも容易ではありませんが、これらの画像診断装置を使った研究の成果によって、心臓や血管を流れる血液の動き(血流)、神経の働き(心臓交感神経機能)、傷み具合(心筋線維化)などを、数値で詳細に「見える化」できるようになりました。さらに治療の前後で病態を「見える化」して比べることで、治療効果判定に応用できることを証明しました。これらの手法は国際的な診療ガイドラインにも引用されるなど、世界中から注目を集めています。

 当院でも新型コロナウイルス感染後の心臓後遺症を正確・簡便に「見える化」する研究に取り組んでおり、「医療を通して、同じ時代に生きる人々のお役に立つ」を理念に、患者さんの体に負担の少ない検査・治療を提供できるよう心掛けています。


【北海道庁 総合政策部次世代社会戦略局科学技術振興課のページ】
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ssg/137876.html

 
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