循環器内科

虚血性疾患に対するカテーテル治療 閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療 大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療 不整脈に対する治療

閉塞性動脈硬化症に対する当院の治療

北海道循環器病院での治療の特色
1. 患者さんのメリットが最大となるよう治療を選択する
バルーン、ステント、薬剤塗布バルーン、薬剤溶出性ステントなどのあらゆる治療器具をケースバイケースで症例に当てはめ、患者さんのメリットが最大となるように治療を行っています。
今後保険償還予定のエキシマレーザーによる治療も可能になる予定であり、他施設で再発(再狭窄)を繰り返している患者さんには有効とされています。

2. 他院で困難と言われた症例でも治療できる可能性がある
正確で安全な手技を心掛けており、慢性完全閉塞の治療成功率はほぼ100%、また合併症発生率もほぼ0%を維持しており、良好な治療成績を収めています。当院には下肢虚血に対する治療に経験豊富な医師が在籍しており、他院で治療が難しいと診断された場合でも当院では治療できる可能性がありますので一度ご相談ください。

3. 造影剤を減らす取り組みを行っている
閉塞性動脈硬化症は造影剤を使用した検査や治療が必須となることが多いですが、造影剤の使用量を極力減らし、腎不全のある患者さんでも、安心して検査や治療ができるよう医師・コメディカルが工夫をして取り組んでおります。

閉塞性動脈硬化症とは?

動脈硬化が原因で血管の内腔が狭くなったり、閉塞したために血液の流れが悪くなったり途絶する病気です。普段から足が冷たく、少し歩いただけで足が痛くなって歩けなくなり、休むとまた歩けるようになる症状 間欠性跛行( かんけつせいはこう)が特徴です。病状が進行すると足の痛みが強くなり、安静時でもずきずきとうずくような痛みがでて、潰瘍や壊疽( えそ) を起こすこともあります。

動脈硬化とは?

動脈硬化とは、心臓から全身に血液を送り込む役割の動脈が硬くなり、結果的に血液が流れにくくなってしまう事を言います。動脈硬化が原因で起こる病名には、心臓の血管が原因の「狭心症」、「急性心筋梗塞」、脳の血管が原因の「脳梗塞」などがあります。これらは、血管の一部が動脈硬化により狭窄・閉塞することで、血液が通いにくくなる病気です。血液が十分に行き届かないことで様々な症状が現れます。

注意すべき人は?

高齢、男性、導尿病、喫煙、高血圧、高脂血症(特に低HDL血症、高LDL血症)が危険因子であり、メタボリック症候群とも密接な関係があります。特に、糖尿病の人は糖尿病ではない人と比較して、下肢の切断が7倍の頻度で発生します。糖尿病のコントロールが悪い人は要注意です。
また、喫煙をすると病態を悪化させ、下肢の虚血、切断、カテーテル治療を必要とする可能性が高くなります。

どのような検査をすればわかるか?

簡易検査として、ABI検査(上腕・足関節血圧比)があります。両腕と両足の血圧を同時に測り比率を出します。通常は足の血圧の方が高いので、1.0以上が正常となりますが、足の血流に異常があると1.0未満となり特に0.9未満では下肢閉塞性動脈硬化症の可能性が高くなります。

下肢動脈エコー(超音波)検査:ゼリーを付けて体表面からプロープを当てて観察します。特に太ももの付け根から下の血管は観察がしやすく、この検査に適しています。

造影CT検査:点滴を確保した上で造影剤を注入し、下肢動脈が造影されたところで撮影を行います。大動脈からくるぶしの辺りまでの動脈が観察可能です。

EVT(四肢動脈に対する血管内治療)とは?

EVT ( 四肢動脈に対する血管内治療/ EndoVascular Treatment) は、カテーテルという細長く柔らかい管を使い、狭くなったり、閉塞した四肢動脈や腎動脈の内腔を拡げる治療法です。

対象となる疾患

主に閉塞性動脈硬化症が対象となります。

診療実績

【閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療】



治療体制

EVT の治療は、循環器内科の医師と看護師、診療放射線技師、臨床工学技士から成るチームで治療しております。

 

診療部⾧
診療技術部⾧
カテーテル室 室長 舟山 直宏

所属学会・資格
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本内科学会総合内科専門医・認定内科医
  • 日本心血管インターベンション治療学会 (CVIT) 専門医
  • 日本不整脈学会

 

カテーテル室 副室長 須永 大介

所属学会・資格
  • 医学博士
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本内科学会総合内科専門医・認定内科医
  • 日本心血管インターベンション治療学会 (CVIT) 認定医
  • エキシマレーザー治療指導医(プロクター)

 

循環器内科 医師 萱沼 圭悟

所属学会・資格
  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本循環器学会
  • 日本心血管インターベンション治療学会 (CVIT) 認定医
  • 日本不整脈学会

 

循環器内科 医師 相川 忠夫

所属学会・資格
  • 医学博士
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医・病歴要約評価委員
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定医
  • 浅大腿動脈ステントグラフト実施医
  • 日本核医学会核医学専門医
  • 自治医科大学附属さいたま医療センター放射線科・客員研究員

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