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睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来

睡眠時無呼吸症候群(SAS Sleep Apnea Syndrome)とは

睡眠時無呼吸症候群 (SAS Sleep Apnea Syndrome)

一晩の睡眠において 1時間あたり、 15回以上、無呼吸や低呼吸 (AHI>) を生じる、または、睡眠 1時間にあたり 5回以上の無呼吸・低呼吸状態 (AHI>) があり、それに加えて日中の眠気、倦怠感、中途覚醒などの自覚症状を伴うものをいいます。

無呼吸低呼吸指数 (Apnea Hypopnea Index):AHI

睡眠 1時間あたりの無呼吸と低呼吸を合わせた回数

無呼吸 (Apnea) 10秒以上の気流の停止
低呼吸 (Hypopnea) 50%以上の換気低下が見られるもの、
3%以上の酸素飽和度低下が見られるもの、
もしくは覚醒反応を伴う 10秒以上の喚気低下

主な症状

  • 大きなイビキをかく
  • 夜間何度も目が覚めて、トイレに起きる
  • 起床時に頭痛やのどの渇きを自覚する
  • 日中の強い眠気、集中力の低下、倦怠感がある
  • 逆流性食道炎が伴うことがある

下記に該当する方は睡眠時無呼吸症候群かもしれません

生活習慣に関すること

タバコがやめられない
お酒が好きで、寝る前のお酒が習慣化している
暴飲暴食してしまうことがある
高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病をもっている

見た目の特徴

首が短い
首が太い
下あごが小さい
出っ歯である
歯並びが悪い

なぜ気道が狭くなるのか?

健常人であっても仰向けで寝ると重力により、舌や軟口蓋(のどちんこ)が気道を狭くしてしまいます。また、睡眠中は、筋肉の緊張も緩んでしまいます。

以下のことでも気道が狭くなったり、塞がってしまいます

  1. 加齢に伴う筋力の低下
  2. 扁桃腺が腫れている
  3. 軟口蓋(のどちんこ)が大きい
  4. 口を開けて寝る癖のある

各種疾患における睡眠時無呼吸症候群の合併割合

このような疾患には睡眠時無呼吸症候群が合併している可能性が高いです。

当院での検討結果

当院で 2019年 1月~ 7月の 6か月間で、緊急に経皮的冠動脈形成術を行った狭心症の方 26名について検討したところ、無呼吸低呼吸指数( AHI )は、平均 16.0 と高値であり、 睡眠時無呼吸症候群の合併率は 84.6%でした。

高血圧の発症リスクが約 1.4 ~ 2.9 倍に


米国で一般住民を対象に行われた睡眠呼吸障害の大規模研究「ウィスコンシン睡眠コホート研究」で、SAS と高血圧には明らかな関連が示されています。
血圧 140/90mmHg 以上、もしくは降圧薬を服用している場合を「高血圧症」と定義し、 709 例を対象に 4 年後の高血圧発症リスクを調査した結果、 SAS による発症リスクは、健常人の約 1.4 2.9 倍になるというデータが報告されています。(※1)

睡眠時無呼吸症候群と高血圧の合併している割合

降圧薬が効きにくい高血圧を「治療抵抗性高血圧」と言いますが、この中に、SASが高率に合併することが明らかになっています。

専門外来受診の流れ

2.診察
医師が診察の上、検査方法と日程を決定します。

3.検査

簡易検査(自宅で行えます)

※より詳しい検査が必要な方はポリソムノグラフィー [PSG 検査] を受けて頂きます (2泊3日) 。

4.治療

持続陽圧呼吸療法 (CPAP Continuous Positive Airway Pressure)

生活習慣病の改善

その他の治療法について

マウスピース(歯科装具)・・・軽度な症状に適した治療法です。装着することで下顎を上顎よりも前方に出すようにして気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療方法です。

外科的手術・・・扁桃腺肥大などの場合、摘出手術が有効な場合があり、軟口蓋(のどちんこ)の一部を切除する手術です。

治療方法について

CPAP療法

SASは CPAP 療法を継続することによって、血圧を下げる効果が期待できます。

費用負担について

CPAP療法

CPAP療法は、検査の結果 AHI が20以上の場合、健康保険の適用となります。

CPAPの遠隔モニタリング

個人情報を厳守した上であなたの情報を医師が見守っております。

当院の検査実績と治療者数

簡易検査とCPAP 療法者数

 

CPAP療法 を行った方の人数
396名(2019年 実績)(当院調べ)

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