リハビリテーション科 主任 住吉良太 理学療法士が日本心臓リハビリテーション学会で優秀賞を受賞しました。

2022年6月11日・12日に沖縄県宜野湾市で開催された、第28回日本心臓リハビリテーション学会で当院のリハビリテーション科 主任 住吉良太 理学療法士が発表した演題が優秀賞を受賞しました。

日本心臓リハビリテーション学会は、心臓リハビリテーションに関わる学術研究の進展・発展を目標に医師・看護師・理学療法士・作業療法士・健康運動指導士・臨床検査技師・管理栄養士・臨床心理士など多職種で構成され、会員数は2021年で15,117名の学術団体です。

以下、住吉良太 理学療法士のコメント


発表演題では当院で患者さん向けの教育活動として実施している「学ぼう!心臓いきいき教室」の効果を虚血性心疾患の患者さんを対象に検証しました.

結果は,教室に参加している患者さんは参加していない患者さんに比べ、退院後の脂質や血圧のコントロール状況が良好であり、生命予後が改善していました。当院で実践する「学ぼう!心臓いきいき教室」に効果を認めたとする発表です。

当院の「学ぼう!心臓いきいき教室」は医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・社会福祉士・保健師・理学療法士・健康運動指導士が多職種でチームを構成し、各職種がテーマを設定し毎月2回院内で開催しています。(※新型コロナウィルスの感染拡大時は教室が中止となることもございます)

生活習慣に起因した心臓病は、退院後の生活の見直しが必要不可欠です。今後もより一層、本教室が患者さんのお役にたてるようチーム一丸となって教室運営を進めていきます。

住吉良太 理学療法士
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社会医療法人 北海道循環器病院