予防医学センター実績

 (1) はじめに
 予防医学センターで、平成28年1月4日~平成28年12月29日までに定期健康診断・特定健診・協会けんぽ生活習慣病予防健診・人間ドック・心臓ドック・肺がんドック・レディースドックを受診し、2次検診対象となった方(D・E判定)について検査別、男女別に分類し報告する。
 2次検診対象者には、健診結果報告書送付時に「再検査・精密検査依頼書」を同封し、2次検診受診を強く勧めることとし、かつ、受診後、その結果を返送して頂く方法を取り、2次検診受診率の向上を目指している。
 ここに、平成28年12月末現在の2次検診受診状況を含め報告する。

 (2) 判定区分

    

 (3) 2次検診対象者数

    

 (4) コース別受診者数

    

 (5) 検査別2次検診対象者数

    

 (6) 器官別2次検診対象者数

 (7) 主要検査別2次検診対象者の内訳

   血液検査・尿検査・胸部X線検査・胃部X線検査・胸部超音波検査・安静心電図検査・負荷心電図検査                                              (重複有)

  

 (8) 2次検診受信状況

 

 (9) 総括
  2次検診対象者は、全受診者の36.2%であった。 2次検診対象者のうち、メタボリックシンドローム(メタボ)と関連して心血管病の独立した危険因子とされ、注意が喚起されている慢性腎臓病(CKD:腎機能低下・尿異常)は、116名(4.2%)と前年と同率であった。
 検査別の2次検診対象者の割合は、血液検査では、糖尿病の26.4%、肝機能異常の25.6%が高率であった。
 尿検査では、潜血異常の78.4%、尿蛋白異常の33.6%が多く、前年と同様の傾向であった。
 胸部X線検査では、心陰影拡大の41.8%と、肺野の異常陰影の16.4%、肺気腫の疑いの11.9%の順に高率であった。
 胃部X線検査では慢性胃炎の72.1%、食道ポリープの14.1%、胃の隆起性病変の9.1%、逆流性食道炎の8.5%の順となっている。
 腹部超音波検査では、肝内腫瘤の18.5%、胆のうポリープの12.3%、腹部大動脈瘤の6.2%、腎盂拡張の6.2%、膵腫瘤の6.2%と続いている。
 安静時心電図検査では、T波陰転化の26.3%、左室肥大の26.3%、心室性期外収縮の12.5%、上室性期外収縮の12.5%が高率であった。
 負荷心電図検査では、心室性期外収縮の59.5%、ST低下の32.4%、上室性期外収縮の17.1が高率で 前年の同様の傾向であった。
 2次検診対象者中、検診を実際に受けた方の割合は、把握できる限りのデータで、45.7%であり、前年と同水準であった。
 2次検診受診率を向上させるため、検査結果の異常値の意味・重大性が理解し易い啓発資料を健診結果報告書と一緒に送付し、受診当日には保健師からも健康相談を通じて2次検診の重要性を説明し、受診を促している。
 今後は、より一層、地域住民が受診しやすい健診コースも用意し、疾患の予防・早期発見に資する取組を充実・拡大することにより、皆様の健康づくりのお役に立てるよう努力していきたい。

                               (予防医学センター課長 伊藤 哲男)

 

           

 

 

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