下肢静脈瘤治療実績

下肢静脈瘤手術

 2012年6月よりはじめた下肢静脈瘤に対する血管内レーザー治療も5年目を迎えました。本治療法は静脈内でレーザーを照射し、逆流している静脈を閉塞させる治療法であり、本邦では2011年1月に保険収載されました。これまで広く行われていた伏在静脈ストリッピング術と比較し、下肢静脈瘤治療の低侵襲化と根治性を両立した治療法として、マスコミ等による報道も相乗的に働き爆発的に広まっています。当院での累積治療実績も、750例を超え着実に増加傾向にあります。

 2016年は下肢静脈瘤全体の手術は76例でした。内訳では、全例血管内レーザー治療で施行し、伏在静脈ストリッピングを施行した症例はありませんでした。伏在静脈の拡張、逆流を認める症例においては、基本的には根治術となる血管内レーザー治療を選択しております。

 また、2016年8月より当院でも痛みが少なく保険適応の「新型ELVeSレーザー1470nm」を導入しました。これにより以前の機種で認めていた焼灼後の皮下出血や疼痛も軽減され、患者様の術後満足度も高くなっております。まだまだ下肢静脈瘤でお困りの患者様は沢山いらっしゃいますので、今後もますます症例数を増やしていく予定です。

(心臓血管外科医師 早川 真人)

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